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笹幸恵
2021.12.18 15:53皇室

印象操作”しか”ない雅子さま・紀子さま比較

今週の週刊新潮、小室眞子さんについて書くことが
なくなり、今度は雅子さまと紀子さまの比較を
記事にしている。

もはやおなじみとなった皇室ジャーナリストの神田秀一、
静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授などがコメントを寄せ、
要するに紀子さまは娘たちとの意思疎通がうまくいっていない、
雅子さまは母娘でしっかり対話されてきた、
秋篠宮家は新しいスタイルを目指してきた一方、
天皇家は模範的・・・等々、
それぞれのコメントを地の文でつぎはぎして、
「それに比べてこっちは」などとやっているのである。
まるで噂が大好きな品のないオバサンといったところ。
比べる内容については、これまでの過去をおさらいして
いるので目新しいことはない。
むしろ、本号では 小見出しに悪意が込められている。

東宮家を見下していた秋篠宮家だの、
紀子さまの姑へのすり寄りだの、
紀子さまは眞子さんへの祝意に目が吊り上がるだの、
記事内で「まるでそうであったかのよう」な内容が、
さも「そうであるかのよう」にまとめられている。

結局、印象操作”しか”ない記事だった。
秋篠宮家を暗転させたのは、
こうしてとことん意地の悪さを見せつける
”小姑”週刊誌である。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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